あるフライトアテンダントが、飛行機に乗り込んでくる乗客にあいさつしている際に注意して見るポイントを明かした。そのポイントとは、非常事態が発生した際に手伝いを頼める人物であるかどうかだ。
人気TikTokユーザーで現役フライトアテンダントのカット・カマラーニは、先日配信した動画の中で「飛行機に乗ったときに、フライトアテンダントがそばに立ってあいさつしているのを見たことある?もしくは、客室乗務員が通路を行ったり来たりしているところは?では、そんな彼女たちが本当は何をしているのか、教えてあげるわね」と口にすると、「あなたが飛行機に乗り込むとき、幸せそうににっこりと微笑んであいさつするフライトアテンダントがいるわよね?それは実はね、あなたの全身をしっかりチェックして、A.B.P.を見つけようとしているのよ」と続けた。
@katkamalaniYou would never guess the last part… #secretsrevealed #traveler #momsontiktok #flightcrew #travelhacks♬ SUNNY DAY – Matteo Rossanese
カット・カマラーニによると「A.B.P.」とは「Able Body People (健康で丈夫な身体を持つ人物)」のことで、医療的な緊急事態や緊急着陸時、またはセキュリティー違反などが発生した際にフライトアテンダントの手伝いを頼む人物を指すそうだ。この人物には、軍隊に所属している人やパイロット、消防士、警察官、医師、看護師などが選ばれることが多いという。
しかし、フライトアテンダントが乗客に対してチェックしているのはこれだけでなない。カマラーニは動画内で、「もう1つ、チェックしているポイントがあるの」と語ると、「飛行機に持ち込んでいけないものを所持していないかどうか」と付け加えた。彼女によると、禁止されている液体物を所持していないかどうかにくわえて、人身売買が行われていないかどうかもチェックするのだという。「この世界ではあり得ることなの」と語ったカマラーニは「とにかくお客様の安全が第一よ。そのために、たくさんのポイントをチェックしているの」と締めくくった。
この動画は今週初めに投稿されて以降、240万回再生を記録している。カラマニはこれまでにも、自身のTikTokアカウントを通じて航空業界の秘密や豆知識を披露している。
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