ある引退した警察犬の「犯罪を嗅ぎつける力」に注目が集まっている。
3月にTikTokに公開された1本の動画。この動画が1ヶ月で250万回を超える再生数を記録したという。ニューズウィークが報じている。
この動画にうつっているのはオーストラリアに住む犬の「ダンテ」だ。彼はかつて警察犬として活躍していた。そんなダンテを引退後に引き取ったデイビー・ラザーフォードさんは、彼の日常をTikTokで公開し始めたのだった。
@daveywaSniffer dog knows English #foryoupage #dog #foryourpage #dog #comedy #fyp #snifferdog♬ original sound – Davey Rutherford
そんな中話題になっているのが、「この警察犬は英語を理解しているみたいだ」とのキャプションを添えられた動画だ。ダンテのそばではデイビー・ラザーフォードさんが買い物リストを作っている。
デイビーさんが「OK、買わないといけないものはパンと、牛乳と、パスタと、卵と…」と話しながらメモしている。そして続けて自然に「それから、コカイン」と違法薬物の名前を口にしたのだ。
その瞬間、それまで全く興味を示していなかったダンテが、素早くその顔をデイビーさんの方に向け、厳しい視線をあびせる。まるで、警察犬としてデイビーさんが犯罪を犯すのを見逃せないというようなリアクションだった。直後にデイビーさんは「冗談だよ」とフォロー。
そんなわずか数秒の動画に、ダンテの俊敏な行動を称賛する視聴者からコメントが殺到した。あるツイッターユーザーは「一度警察犬になると、いつまでも警察犬なんだね」とコメント。さらに、「もう何回もこの動画見てる。この顔サイコー」「彼(ダンテ)って、『おい君、私が元警察犬だって知ってるよな!?』って顔してるよね」といった声が寄せられている。
デイビーさんが投稿している動画を見てみると、ダンテの警察犬としての能力がおとろえていないことがよくわかる。他にも、まるでSWAT隊員のようにドアを蹴り飛ばして開ける様子などが投稿されていた。
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