昨年、コロナ禍で撮影がスタートしたトム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル』最新作。これまで、新型コロナウイルス感染拡大の影響により撮影が何度も延期されるなど、さまざまな困難を乗り越えてきた本作だが、また新たな問題が勃発しているのだという。
映画『ミッション:インポッシブル』は、1996年から続く人気シリーズ。トム・クルーズ演じる敏腕エージェント、ご存じイーサン・ハントの活躍を描き、これまでにシリーズ6作を公開。近年ではトム自身による身体を張ったアクションも見どころのひとつとなっている。
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Daily Mailが報じたところによると、『ミッション:インポッシブル7(仮タイトル)』のキャストとスタッフは現在、クライマックスのアクションシーンを準備中。これに対し地元民から苦情が出ているという。
※ここからは映画のクライマックスに関連するセットの状況が書かれています↓
トム・クルーズは今週、ノース・ヨークシャーでの撮影中に、動く列車の上で悪役と壮絶な闘いを繰り広げているところを目撃されていた。本作のクライマックスは、ダービーシャーの小さな村で撮影される予定なのだが、これに地元民から苦情が入っているようだ。問題のクライマックスのセットは、古い採石場の上に線路を作り、列車は線路を外れて採石場に落下しているのだという。この撮影に、地元に住む高齢夫婦は猛反対。「この地域は美しく静かな場所ですが、クルーズ氏とそのチームが現れたら、その雰囲気も崩れてしまうでしょう」「映画会社は、みんなの生活を混乱させる特権を得るために大金を払っているんでしょうね」とメディアに語った。
他にも異議を唱える人がいたようだが、撮影申請は承認され、制作会社のジュピター・スプリングスは混乱を最低限に抑えて撮影することを約束している。