アーミー・ハマーのおばを名乗る人物が、ハマー家の秘密を激白するという。
Deadlineが報じた最新情報によると、アーミー・ハマーのおばにあたるケイシー・ハマーという人物が、ハマー家のドキュメンタリーに関する書類にサインしたそうだ。アーミー・ハマーは石油会社を築いて名をはせた実業家、アーマンド・ハマーのひ孫にあたるが、ケイシー・ハマーは彼の孫にあたる。
このドキュメンタリーシリーズはディズニープラスで放送された「Family Reboot」などを手がけたTalos Filmsが制作する。
番組内では「悪名高いハマー家が栄え、そして衰退していく様子を家庭の内部からまだ未公開の最新情報を交えて描いていく」という。おばのケイシーはその中で家族の秘密を明らかにするそうだ。
アーミー・ハマーといえば、俳優として活躍していながら、今年1月に自身のSNSを通じて複数人の女性に過激なDM(ダイレクト・メッセージ)を送っていたことが明らかになり、エージェントとの契約を解消され、ジェニファー・ロペスと共演する予定だった『ショットガン・ウェディング』などの作品を降板する事態となった。
今回明らかになったDMの一部でアーミーは「僕は100%カニバル(人食い人種)」などといった過激な内容だった。さらに複数の元交際相手からは、アーミーから「君を食べてしまいたい」と迫られたことや同意なしに暴力的な行為をされていたことなどが次々と暴露されていた。
しかしハマー家のスキャンダルはこれが初めてではない。アーミーの高祖父(祖父の父)は、彼が手がけた中絶手術によりロシア外交官の妻が亡くなったことで第一級過失致死罪で有罪判決を受けており、アーマンドの息子ジュリアンはギャンブルによる借金を巡り殺人を犯している。
一時は大成功をおさめたハマー家の闇は深そうだ。