『ブラック・スワン』などで知られる人気女優のミラ・クニスが、夫であるアシュトン・カッチャーから最初にUberの投資について持ちかけられた時のことを語った。
アメリカのテクノロジー企業Uberは、ギグエコノミーの最大手企業の一つと言われている。ライドシェアサービスを開始し、有名となったUberは現在、日本でも人気のあるフードデリバリーや、電動自動車やスクーターのレンタルなどのサービスも行なっている。
ミラは先日、「The Late Show With Stephen Colbert」に出演。夫のアシュトン・カッチャーが8年以上前にライドシェアサービスのUberの投資に興味を持ち始めた時のことについて振り返った。
「私の父はタクシーの運転手なの。今は引退しているけどね。だから私はタクシーの運転手のチップで育ったようなもの」と話したミラ。「だから、(アシュトンが)『こんな会社があるんだ。タクシー会社のようなものだけど、誰でも運転できるんだよ』って言ってきた時に『最悪なアイデアだ』って思ったわ」と続けた。
その投資話の際、アシュトンは実際にミラにUberを呼んだのだという。「『きみのために呼んでみよう。試してみて』って言われて、私は『見知らぬ人と一緒に車に乗せるの?どうしちゃったのよ?』って彼に激怒したの」とミラはその時のことを振り返った。
しかしアシュトンは企業を見極める目を持っていたようで、投資に踏み切ったという。今やUberはアメリカでは深く浸透しているため、ミラは「(アシュトンは)妻の言うことを聞いてはいけない時があるってことを知っていて、とても賢い人よ」と語った。また、アシュトンはビットコイン投資の際にもミラにすべてを説明して、相談していたという。「彼の一番いいところは、私を何にでも巻き込んで、(世界で)何が起きているのかを私に教えてくれるところ」とミラは話した。