新型コロナウイルス感染拡大の影響により、昨年3月から閉鎖されていたカリフォルニアのディズニーランドが、ついに現地時間4月30日、正式に営業を再開した。
ディズニーランドとディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークは、新型コロナウイルスがアメリカで流行した2020年3月に閉鎖を決定。そして、1年以上の月日を経て、ディズニーはディズニー・パークス・ブログで、このパークがついに復活することを発表した。ディズニーランド・リゾートの社長、ケン・ポトロックは声明の中で「長い間、私たち全員が待ち望んでいた日がもうすぐやってきます」「1万人以上のキャストが仕事に戻り、ゲストをこの幸せな場所にお迎えする準備ができることに興奮しています」と述べた。
当日には、オープンを待ち望んでいたディズニーファンが訪れた。感動して泣く人や、マスク越しにキスする人など、さまざまなゲストの写真や、当日の様子を映した動画が話題となっている。
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再オープン当日、最初のゲストを迎え入れる前に、ウォルト・ディズニー・カンパニーCEOのボブ・チャペックがキャストメンバーに向けて開園前の挨拶を行ったという。また、毎日行われるアメリカ国旗掲揚のセレモニーに参加し、開園に向けて準備を進めるスタッフを激励した。
またパンデミック前からの変更点は、たくさんあったようだ。州のガイドラインでは、ゲストは事前に入園の予約をしなければならず、カリフォルニア州の住民のみ、3世帯以下のグループに限定され、マスクや距離を置くことも要求されている。また、ソーシャルディスタンスを保つためにパレードや「ナイトタイム・スペクタクル」といった集客力のあるものは一時的に中止されている。
