人気歌手で女優のセレーナ・ゴメスが、サイコスリラー作品で主演を務めるようだ。またメンタルヘルスに苦しむ人々のための新たなキャンペーンも発表した。
セレーナ・ゴメスといえば、長年ショービズ界の第一線で活躍しているが、メンタル面で問題をかかえ、うつ病、そして双極性障害（躁うつ病）であることも告白している。
そんなセレーナは去年、寄付団体「Rare Impact Fund」を立ち上げ、メンタルヘルスで悩む人たちのために10年で110億円を寄付すると約束し、自分以外にも同じ苦しみを抱えている人々を全面サポートする姿勢を見せた。
今回セレーナは、メンタルヘルスに関するまた新しいプロジェクト「メンタルヘルス101」を発足した。このプロジェクトについてセレーナは「若いころに、不安やうつ病に直面することがどれほど怖くて孤独であるか理解しています。世界はメンタルヘルスがいかに重要であるか知る必要があります。それはあなたの体の健康と同じくらい重要なのです。私は、私たち全員が言葉だけでなく、行動を通してそれを認めることができたらいいのにと願っています」と明かしている。「メンタルヘルス101」は「Rare Impact Fund」を通じたプロジェクトの一つだという。
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さらにセレーナは、『スパイラル』というタイトルのサイコスリラー映画にも出演することが発表された。同作はこれまで何度もセレーナのミュージックビデオでタッグを組んできたペトラ・コリンズが監督を務め、人気歌手のドレイクがエグゼクティブ・プロデューサーを務めるという。
同作は「ソーシャルメディアへの依存が、彼女の体を崩壊させている、元SNSインフルエンサーの物語」という内容だそうで、これまでソーシャルメディアの悪影響を訴えてきているセレーナに適役と言えるだろう。
