昨年、タンクトップを着た写真が公開された際に世間から「自分の体型を受け入れたのか?」と話題になった歌手のビリー・アイリッシュ。そんな彼女が当時の心境について語っている。
なお公開されたのは、昨年10月にパパラッチが撮影したとされるビリー・アイリッシュのタンクトップ姿だった。普段はゆったりとした服装を好む彼女が、めずらしく体型がわかるような服を着たということもあり、注目が集まった。
PERFEITA! Billie Eilish capturada por paparazzis supostamente caminhando pelas ruas de Los Angeles. pic.twitter.com/NSVnKjMbLF
— Info Billie Brasil (@InfoBillieBR) October 12, 2020
この度Vogue誌のインタビューに答えたビリーは「あの写真が公開されたとき、人々の反応は『あんな大きな体型で彼女が居心地良くいられるなら、それは彼女にとっていいことじゃないか』っていうものだったわ。それを聞いてとても腹がたった。『私にとっていいこと?どういう意味?ふざけないで!』って」と当時の心境を明かし、「普段と違うことをすればするほどネットや世間が気にかけてしまって、しかもそれを高く評価しようとするの。すると余計に悪くなる」とつづけた。
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ビリーは今回、Vogue誌の表紙にも登場。身につけたのはグッチのコルセットとスカート、そしてエージェント・プロヴォケーターのブラ、ラテックスのグローブだ。これはビリーのアイデアを取り入れたもので、1950年代に活躍したモデル、ベティ・ブロスマーを意識したという。
インタビューにて「体型や肌を見せても見せなくても、それによってあなたに対する敬意が失われるべきではない」と語ったビリーは、「結局はあなたがいいと感じるものかどうかなのよ。整形手術を受けたいのではあれば受ければいい。他の人があなたには大きすぎるって指摘するような服をあなたが着たいのなら、そんな意見気にしないで。あなたが似合うと思っているなら、似合ってるんだから」と、周りの意見にまどわされず、着たい服を着ればいいとアドバイスした。