先月9日に、99歳でこの世を去ったエリザべス女王の夫エディンバラ公爵フィリップ殿下。この度イギリス王室のドクターより、彼の死因が公式に発表された。
Daily Telegraphがフィリップ殿下の死亡証明書とともに報じた彼の死因は「老衰」だった。さて、「老衰」とはどのようなものなのだろうか?専門家たちによると、「老衰」の定義は80歳以上で、1人の医者に長年診察を受けていたこと、また他に死因となりえる病気や怪我がない人に適用されるという。
しかしフィリップ殿下は晩年、さまざまな病気を抱えていたことが明らかになっている。心疾患もその一つで、今年2月には治療のため4週間入院していた。それでも、「老衰」がフィリップ殿下の死因として公表されるということは、王室独自のルールがあるのだろう。それでもアメリカからの視点で考えると、まるで「自然災害による死」と同じように扱われるくらい不自然だ。
これまで報道されている通り、フィリップ殿下の葬儀は先月17日(土)ウインザー城内にあるセント・ジョージ礼拝堂で執り行われた。昨年王室を離脱し現在アメリカ・カリフォルニアに住む孫のヘンリー王子も緊急帰国し、葬儀に出席している。
ヘンリー王子は妻のメーガン妃とともに今年3月、大物司会者オプラ・ウィンフリーとの対談に応じ、メーガン妃が王室内でメンタルヘルスの問題を患ったことや経済的支援を失ったこと、当時妊娠中だった長男アーチー君に対する人種差別的な発言があったことを暴露して話題になっていた。
そんな中今回ヘンリー王子が緊急帰国したことで、インタビュー後初めて王室メンバーと顔を合わせることになった。かねてから確執がウワサされていたこともあり注目が集まっていたが、実際父のチャールズ皇太子と兄のウィリアム王子とは少し話をしたようだ。
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