米マイクロソフト社の共同創業者で、2021年にフォーブス誌が発表した世界長者番付にて4位にランクインし大富豪としても知られるビル・ゲイツ氏(65)。そんな彼が5月3日(土)、27年間連れ添った妻メリンダさん(56)との離婚を発表した。
双方が自身のSNSにて公表したもので、メリンダさんのSNSには「人生の次のステップにおいて、これ以上夫婦として成長していけるとは考えられなくなりました」とつづられていた。
People誌が報じたところによると、2人は婚前契約を交わしていなかったものの、財産分与などのルールを取り決める別離契約書の作成を進めているという。この別離契約書によって、ビル・ゲイツ氏の総資産とされる1300億ドル(約14兆3000億円)の分配方法が決められることになる。
離婚を申請したのはメリンダさんの方だとされており、「配偶者によるサポートはもう必要ない」とした上で、2人の関係が「修復しようのないほどに破たんしている」とつづられていたそうだ。2人の関係がいつごろから悪化していたのかについては明かされていない。またメリンダさんは「私たちは婚姻関係の解消を裁判所に申請し、別離契約書に記された日をもって結婚生活は終了します」とのコメントを発表している。
また財産面に関してメリンダさんは、裁判所からの命令や書面による合意がないにもかかわらず保険の契約を変更したり、2人の財産を放棄するような行為を制限する自動仮処分命令を求めている。書面での合意がある場合を除き、将来発生する負債に対する責任はそれぞれが持つそうだ。
ゲイツ氏とメリンダさんは1994年に結婚。長男ロリー、長女フィービー、次女ジェニファーの3人の子供に恵まれた。
tvgrooveをフォロー!