映画監督スティーヴン・スピルバーグが、ダース・ベイダーの衣装を身に着けている写真が公開され話題となっている。
スティーヴン・スピルバーグといえば、これまでに4つのアカデミー賞を受賞してきた大物映画監督だ。一方ダース・ベイダーといえば、賞こそ受賞していないものの、誰もが知る悪役キャラクターだろう。そんな異なる意味で映画界に衝撃を与えた2人がコラボしたのだ。
ダース・ベイダーが登場するスペースオペラ『スター・ウォーズ』シリーズは、1970年代にスピルバーグの友人でもあるジョージ・ルーカスによって製作された。その後アナキン・スカイウォーカーがジェダイとして活躍しながらも、ダークサイドに落ちダース・ベイダーとなってしまうまでを描いた新三部作が公開されたことから、ダース・ベイダーは一躍映画界を象徴する悪役となったのだ。
そんな中、スピルバーグによって設立されたテレビ番組・映画の製作会社Amblinが、5月4日のスター・ウォーズデーを記念して投稿したのが、スピルバーグがダース・ベイダーの衣装を身に着けた写真だった。
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なおこの写真がいつ撮影されたものなのかは明らかになっていない。それでも、すばらしいものであることに変わりはないだろう。
この写真には主人公ルーク・スカイウォーカーを演じた俳優マーク・ハミルがタグづけされており、ハッシュタグには「ルーク、君の父になれたかもしれないのに」とつづられていた。確かに、スピルバーグとジョージ・ルーカスのようにお互いを高めあえる友人がいれば、アナキンがダークサイドに進むことはなかったのかもしれない。
そんなスピルバーグがこれまで、ジョージ・ルーカスの製作をサポートしていたことは有名な話。これまで公式にコラボすることはなかったが、2人が映画界に残した功績は偉大なものだ。2人を結ぶフォースはよほど強力なのだろう。