メーガン妃が新たな勝利をつかんだようだ。
5月5日(水)にBBCが報じたところによるとメーガン妃は、英のタブロイド紙「Mail on Sunday」や「Mail Online」などを出版している「Associated Newspapers Limited (ANL)」に対し起こしていた父親のトーマス・マークルに宛てた手紙の著作権に関する裁判に勝利したという。
メーガン妃は2019年9月、ANLに対し「プライベートで機密な」父への手紙を同年2月に紙面とオンラインで公開したとして裁判を起こしていた。
今年2月には高等裁判所にて「メーガン妃はこの手紙がプライベートなものとして保管されることを強くのぞんでおり、Mail紙の記事はそれを妨害した」との判決が出され、メーガン妃はこの裁判の大部分で勝利していた。
一方ANLはこの手紙がメーガン妃単独のものではなく、当時の通信秘書であったジェイソン・クナウフの手も加わっていると主張している。したがって、手紙の著作権は王室に属しているというのだ。
しかしジェイソン・クナウフは手紙への関与を断固否定しており、王室の弁護団もメーガン妃の弁護人に対し、「著作権は王室に属するものではない」と伝えていた。これにより、メーガン妃の勝利が確定したという。
ジェイソンの弁護人は法廷にて、「クナウフさんは電子原稿や手紙のいかなる部分にも関与しておらず、また関与を主張したこともない。そのため、内容に対して著作権を主張することもない。クナウフの現在では、手紙はメーガン妃のみに属する」と語っており、さらに「手紙の下書きはすべてメーガン妃の手によって彼女のiPhoneのメモアプリに記録されていた」と付け加えていた。
そして裁判官が略式裁判をみとめたことにより、最終的な判決はメーガン妃に有利なものとなった。