人気歌手のジャスティン・ビーバーが、東京オリンピックのあるルールに物申している。
東京オリンピックの発表によると、アスリートたちは「Black Lives Matter(黒人の命も重要)」に関するアパレルを着用することを禁止したという。当局は、これが抗議と政治的メッセージの一部であるとし、禁止に至ったという。またIOCは、2週間前に、野外でのデモ、公式セレモニー中、そして表彰台でのデモを行わないという方針を明らかにしていた。
しかし、「BLM」は記者会見、インタビュー、チーム会議など、一部で許可されるとも言われている。それ以外の公式セレモニー、ひょうひょう題、競技中におこなった場合、アスリートは罰を受ける可能性があるという。またIOCは、投票した3500人のアスリートの「過半数」がデモに対する厳格な規則に賛成したとも述べている。
IOCアスリート委員会のカースティ・コヴェントリー委員長は、「大多数のアスリートたちは、公式の式典や表彰台、競技場で自分の意見を示したり表現したりするのは適切ではないと考えている。したがって私たちの推奨は、表彰台、競技場、公式セレモニーをあらゆる種類の講義、デモ、または行為から守ることです」とコメントしている。
このIOCの決断に苦言を呈したのが、歌手のジャスティン・ビーバーだ。
ジャスティンはインスタグラムでこのニュースの見出しを投稿。「彼らはこれを撤回すべき」とキャプションを添え、「BLM」のどんな場面であっても、アパレル着用することを許可すべきと主張した。
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ジャスティンの投稿に友人セレブたちは「まさにそうだ」とジャスティンに賛成しているが、一部ネットユーザーたちは「オリンピックはニュートラルであって、スポーツに政治を巻き込むべきではない」「スポーツと政治は分けてイイと思う」といった意見も出ている。