イギリス王室ウィリアム王子の妻キャサリン妃が、とある場所をサプライズ訪問したようだ。
7日(金)の朝、キャサリン妃が訪れたのはロンドンにあるナショナル・ポートレート・ギャラリーとザ・ロイヤル・ロンドン病院だ。この訪問には、ある特別な理由があった。
キャサリン妃が今回この2カ所を訪れたのは、彼女の最新刊「Hold Still: A Portrait of Our Nation in 2020」の発売を記念してのものだったのだ。この本には、昨年世界中をおそった新型コロナウイルスのパンデミックの中で生きる100人の人々のポートレートが掲載されている。
この本の売り上げはメンタルヘルスのサポートをする慈善団体Mindとナショナル・ポートレート・ギャラリーに分配される。なお、本に掲載されたポートレートの一部は、ギャラリーの永久コレクションとして展示されるとのことだ。
ギャラリーを訪れたキャサリン妃は、明るい赤のコートにベージュのプリーツスカート、ハイヒールとデメリエーのミニバッグを合わせたいでたちだった。
さらにキャサリン妃は、訪問の様子を王室の公式インスタグラムにて公開している。
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彼女は投稿した写真に「捜索を始めましょう！『Hold Still』の発売をイギリスの皆さんと共有したく、@bookfairies_ukに参加しました」とキャプションを添え、「1冊1冊に金のbook fairyのステッカーと金のリボンが添えられ、中にはキャサリン妃からの手紙が入っています。このイベントをさらに特別なものにするために、book fairyと『Hold Still 』の審査員、そして本に掲載された100人の参加者たちがロックダウン中に希望を与えてくれたあらゆる場所に1冊ずつ本を隠しました。ユニーク写真たちを集めたこの特別な1冊は、本日よりオンラインまたはイギリス国内の本屋でお買い求めいただけます」と続けた。
なおbookfairiesとは、本好きな人々が自分のオススメする本をシェアする取り組みを行う団体のことだ。あらゆる場所に本を隠しておき、サプライズギフトとして誰かに贈るという取り組みができるようになっている。
