NEWS

スカーレット・ヨハンソン、ゴールデン・グローブ賞の運営組織を批難「性差別的な質問やセクハラまがいの発言に直面することが多かった」

スカーレット・ヨハンソン NEWS
スカーレット・ヨハンソン

マーベル映画『ブラック・ウィドウ』などで知られる人気女優のスカーレット・ヨハンソンが、ゴールデン・グローブ賞を運営するハリウッド外国人記者協会を批判している。

スカーレット・ヨハンソン↓

 

この投稿をInstagramで見る

 

Black Widow(@black.widow)がシェアした投稿

ハリウッド外国人記者協会(The Hollywood Foreign Press Association、以下HFPA)は、今年の2月、黒人の会員が一人もいないことを認め、ここ数ヶ月、非難が殺到している。そして、スカーレットは「ハーヴェイ・ワインスタインのような人物が、アカデミーに認められようとする機運を高めるために正当化した組織」と批判した。ハーヴェイ・ワインスタインは、強姦罪などの罪で有罪判決を受けた、元大物映画プロデューサーだ。

彼女はハリウッド女優として、映画のプロモーションを行ったときの実体験も明かした。HFPAの記者会見や授賞式に出席した際、“特定のHFPA会員”から「性差別的な質問やセクハラまがいの発言に直面することが多かった」とコメント。そして「組織内で必要な根本的な改革が行われない限り、私たちはHFPAから一歩退くべきだと思います」と思いをつづっている。

HFPAの多様性のなさから、彼らを避けようとしているのはスカーレットだけではない。ガーディアン誌の報道によると、ネットフリックスのCEOであるテッド・サランドス氏とアマゾン・スタジオズのチーフであるジェニファー・サルケ氏は、彼らが大幅な改革を行うまで、離れると誓っていたという。

ゴールデン・グローブ賞はアカデミー賞の前哨戦とみなされており、映画業界にとってはかなりのビックイベントだ。そのため、今後もHPFAや著名人たちの動きに注目が集まることだろう。

tvgrooveをフォロー!