先日、結婚27年で離婚を発表した、アメリカのマイクロソフトの共同創業者であるビル・ゲイツ氏と、メリンダ夫人。破局を切り出したのは、メリンダ夫人の方ではないかと言われている。
5月3日、ビル・ゲイツはSNSで声明文を発表。「私たちの関係について、熟慮と多くの努力をした末、私たちは結婚生活に終止符を打つ決定をしました。過去27年間で、3人のすばらしい子供を育て、すべての人々が健康で生産的な生活を送ることができるよう、世界中で機能する基盤を構築しました。私たちはその使命を共有し続け、財団で一緒に仕事を続けますが、人生のこの次の段階で、夫婦として一緒に成長できるとは思えません。私たちはこの新しい生活をはじめるにあたり、家族のためのプライバシーを求めます。 メリンダ・ゲイツ&ビル・ゲイツ」とつづった。
— Bill Gates (@BillGates) May 3, 2021
声明文では、もう一緒にいて成長の余地がないことを理由としてつづっているが、ウォール・ストリート・ジャーナルは離婚の原因と思われるある内容を投稿している。
報道によると、メリンダ夫人は、ビル・ゲイツとジェフリー・エプスタインの関係が2019年のニューヨーク・タイムズの記事で明らかにされたとき、最初に離婚を検討し始めたと伝えている。
ジェフリー・エプスタインはアメリカの実業家で億万長者として知られていたが、2006年に児童買春の罪で起訴され、2008年に有罪判決を受けた。また2019年7月に性的人身売買などの容疑で逮捕され、その1ヵ月後に監房内で亡くなった。
公表された報告書によると、ビルとエプスタインは、2008年にエプスタインが性犯罪で有罪判決を受けた後、交友関係がスタートしたことを示唆し、またメリンダ夫人はビルとエプスタインが会うことを懸念していたが、それでも2人の関係は続いていたという。
このこともあり、2019年にニューヨーク・タイムズの記事でビル・ゲイツとジェフリー・エプスタインの関係が公になった際、メリンダ夫人にとって結婚生活は「取り返しのつかないほど壊れた」可能性があると言われている。
果たしてこのことが離婚の決断に影響しているのだろうか・・。