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アメリカ、新型コロナウイルスのワクチン接種完了者は“マスク着用不要”を発表

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アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が13日(木)、大きな発表をした。

CDCによると、新型コロナウイルスワクチンを2回接種した人たちに対して、これまでの感染予防ルールを大きく変更するという。

今回CDCによって発表された内容では、2回ワクチンの接種を受けた人物は屋内外や混雑状況にかかわらずマスクの着用を義務付けないのだという。しかしバスや飛行機、病院、刑務所、ホームレス用のシェルターといった場所ではワクチン接種の有無にかかわらず引き続きマスクの着用が求められる。

CDCは先月にも、ワクチン接種者の屋外でのマスク着用不要を発表していたが、今回はこれが緩和された形となる。

CDCによると、ここ数週間のデータを解析した結果、変異株も含めワクチンの有効性が示されており、ワクチンを接種した人がウイルスを感染させる可能性は低いとのことだ。

CDC取締役のロッチェル・ヴァレンスキー氏は「ワクチンを2回接種した人は、屋内外やイベントの大小問わずマスクやソーシャルディスタンスなして滞在できます。ワクチンを完全に接種すれば、パンデミックによってやめていたことを再開できるのです。我々が待ち望んでいた普通の生活に戻る瞬間が、まもなく訪れるのです」と語っている。

なおアメリカとしては、ワクチン接種済の人が引き続き感染防止ガイドラインを徹底するかどうかは本人に任せるとしている。

アメリカでは18歳以上でワクチンを少なくとも1回接種した人は約60%にのぼり、完全接種した人も45%にまでいたっている。新型コロナウイルスが世界を襲ってから1年以上がたち、ようやく多くのアトラクションやイベントも続々と再開しはじめた。以前の生活に戻る日も遠くないのかもしれない。

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