先日発表され世界中に衝撃が走った米マイクロソフト共同創始者ビル・ゲイツ氏とメリンダ夫人の離婚報道。27年間連れ添った夫婦になにがあったのか。
離婚発表の直後、ある情報筋からはビル・ゲイツの過去の不祥事がきっかけで、2019年にメリンダ夫人から離婚を切り出したという話が出ていた。
そして今回、別の情報筋がPeople誌の取材に対し、「彼のメリンダに対する扱いはもっといいものであるべきだった。彼は聖人ではない。でも最終的な決断につながるまでには小さなことの積み重ねがあったはずた。離婚理由はもっと深いところにあるだろう」と語り、「世界観や生活観、人生観で違うと感じることが長年積み重なったのだろう。彼らは年を重ね、それぞれの人生を見つめた時に、『自分が持っている以上のものが、外の世界にはあるんじゃないか?』と考えたのではないだろうか」と付け加えた。
そして、「2人が離婚を決意した理由は複数あるだろう。メリンダは女性に関する問題や、自身の財団で救えるモノやヒトに関心があり、ビルはどちらかと言うとビジネスに関心があるようだからね」と続けた。
また情報筋は、ビルの元交際相手でありながら今も毎年バカンスを一緒に過ごすという女性、アン・ウィンブラッドにも言及。「ビルとアンが近しい関係であることは間違いない。ロマンスであろうとなかろうと、結婚している相手がいるのに、別の人と長年にわたって付き合うのは夫婦間の信頼関係を損なう1つの要因になる」と語った。
なおビルとメリンダの夫妻には長女ジェニファー(25)、長男ローリー(21)、次女フィービー(18)という3人の子供がいる。
今後は1300億ドル(約14兆円)と言われるビルの資産をどのように分配するかなどについて書面が取り交わされ、そののちに正式な離婚成立とのる。