ジョン・トラボルタとブルース・ウィリスといえば、クエンティン・タランティーノ監督の傑作ブラック・コメディ映画『パルプ・フィクション』（1994年）に出演し、映画界の金字塔を打ち立てた。そんな二人が27年の時を経て共演することとなる。Daily Mailが報じている。
『パルプ・フィクション』では、ジョン・トラボルタが殺し屋のヴィンセント・ベガを演じ、ブルース・ウィリスがプロボクサーのブッチ・クーリッジを演じた。どちらも本作の主人公的キャラクターで、彼らの演技は大絶賛された。『パルプ・フィクション』は1994年、アカデミー賞で7部門にノミネートされ、そのうち脚本賞を受賞している。
二人が共演することになったのは、アクション映画『パラダイス・シティ（原題）』。ハワイのマウイ島で撮影が開始されるという。ブルースが本作で演じるのは、ハワイの犯罪界に復讐するライアン・スワンという反逆の賞金稼ぎ。一方、ジョン・トラボルタはスワンが狙う犯罪王を演じる。監督を務めるのはチャック・ラッセル。これまでに『マスク』や『スコーピオン・キング』などを手がけ、ハリウッドでのキャリアは50年にも及ぶベテラン監督だ。
ブルース・ウィルスとジョン・トラボルタは1989年の『ベイビー・トーク（原題：Look Who’s Talking）』と1990年の『リトル・ダイナマイツ ベイビー・トークTOO（原題；Look Who’s Talking Too）』にも出演しているが、ブルースは声だけの出演だったため、スクリーン上で二人が共演するのは『パルプ・フィクション』以来となる。ファンはこの映画がどのようなものになるのか、今から期待を高めている。
