モデルのジジ・ハディッドが、「反ユダヤ主義」と呼ばれることに対して反論している。
ジジ・ハディッドは今週、イスラエルから空爆を受けたパレスチナへの支援を発表している。ジジの父であるムハンマド・ハディッドがパレスチナ出身であるためだ。
ジジは今週、自身のインスタグラムに「ある人は人種平等を支持する、ある人はLGBTを、そしてある人は女性の権利を訴えたり、政治の不正を糾弾したりしている。それでも、パレスチナ人への圧迫は無視され続ける。こんなに腑に落ちないことはない。どちらの人権がより大切かなんて誰にも選べないし判断できるものではない」というテキストメッセージを投稿していた。
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この投稿に対し、あるユーザーが「反ユダヤ主義のセレブがここにも」と投稿。他のユーザーも「私たちはイスラエルに居続ける。あなたたちがどれだけ私たちを殺そうとしても、ここは私たちの土地であり国なの。絶対にあきらめない」とコメントしていた。
するとジジは、このコメントのスクリーンショットをインスタグラムに投稿。
「私は反ユダヤ主義を非難する立場よ」「私はあなたたちを殺そうとなんてしていない。これからそうしたいと思うこともない」とそれぞれに返信。さらに「私がパレスチナの人々に想いをはせるのと同様に、イスラエルの人々にも絶対に亡くなってほしくない。私が望むのはパレスチナ人への平等な権利だけ。あの地にはユダヤ教徒のパレスチナ人もキリスト教徒のパレスチナ人も、1948年に父が生まれたときにはイスラム教徒のパレスチナ人もいて、それぞれの家族が共存していたの。私はみなさんに平和が訪れることを祈っている」と付け加えた。
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なお先週ジジは、第一子となる娘カイと初めての母の日を迎えたことを報告していた。
※記事初出時に本文中の一部内容・表記に誤りがありました。訂正してお詫び申し上げます。