人気司会者のオプラ・ウィンフリーが、イギリス王室のヘンリー王子とメーガン妃を擁護している。
オプラ・ウィンフリーといえば、今年3月、昨年イギリス王室のシニアロイヤルを離脱したヘンリー王子とメーガン妃と対談をおこない、その中でヘンリー王子とメーガン妃は、王室から守られていなかったこと、メーガン妃が自殺願望まで抱いたことや、また息子アーチー君の肌の色を王室から懸念されたといった内容を激白し大きな話題となった。
また5月21日(金)からは、オプラ・ウィンフリーとヘンリー王子が総指揮のメンタルヘルスに関するドキュメンタリー・シリーズ「あなたに見えない、私のこと」がApple TV+にて配信開始。その中でヘンリー王子は、母ダイアナ元妃の死が彼のメンタルに大きな影響を与え、ドラッグや酒に依存したこと、メーガン妃が自殺願望を打ち明けた時の詳細、またアメリカに移住して満足していることなどを赤裸々に語っている。
この配信を受け、オプラが朝の情報番組「TODAY」のインタビュー取材に応じた。
一部の人々からは、ヘンリー王子とメーガン妃がプライバシーを訴えかける割には、メディアへの露出を増やしていること、王室について話しすぎているのではないかという批判の声もあり、これについてオプラは「私だってメディアによく出て話しているけど、プライバシーの尊重を求めている。なので、パパラッチや、頭上から撮影しようとする人たち、またはあなたの人生に勝手に侵入されることのない生活を送ることができるのは、すべての人が望んでいることであり、(ヘンリー王子とメーガン妃も)プライバシーを尊重されることに値すると思います」とコメント。
“Privacy doesn't mean silence.” –@Oprah defends Prince Harry amid criticism pic.twitter.com/mhd8NQ46mB
— TODAY (@TODAYshow) May 21, 2021
さらにオプラは「それが人々に欠けているものなのです。プライバシーは沈黙を意味するものではありません」と、どのようなかたちで声をあげようが、人としてプライバシーは尊重されるべきであると主張した。