俳優ダレン・クリス(31)が、ゲイのキャラクターは今後、演じることがないと述べた。
ダレン・クリスは、人気海外ドラマ「glee/グリー」にて、グリー部のセンター、ブレインを演じてブレイク。カート(クリス・コルファー演)との恋模様が注目を集めた。また、今年放送の「アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺」では、実在の殺人犯アンドリュー・クナナンを演じて、エミー賞を獲得。評価をより一層、確かなものにした。
両方のキャラクターに共通しているのは、ゲイだったという点だ。彼にとっては躍進のきっかけになったが、Bustleに大して彼は、今後、自身がゲイのキャラクターを演じることはないと明言している。「ゲイの役を演じるストレート男子にはならないと、ハッキリさせておきたい」と述べた。
これまで演じてきた役柄について、「素晴らしくドラマチックな経験だった」と述べているものの、ダレン・クリスはその理由を、実際に性的指向がストレートである俳優が、ゲイのキャラクターを演じることに、風向きが強くなっていることをあげている。
ゲイの役を演じていても、彼自身の性的指向は異性愛だ。こうしたキャスティングは「straightwashing(ストレートウォッシング)」と呼ばれ、一部の俳優は批判にさらされている。彼自身は、「ハリウッドにおけるLGBTQ欠如の象徴になりたくない」と考えており、実際にゲイの俳優へ与えられる機会を増やしたいがための宣言となった。

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