エマ・ストーンの本名が、“エマ・ストーン”じゃないって知っていた? オスカー女優の名前にまつわるエピソードをご紹介。
女王陛下の呼び間違い?
現地時間2月24日に行われた第91回アカデミー賞授賞式にて、主演女優賞を獲得したオリヴィア・コールマンが、受賞スピーチにて「女王陛下のお気に入り」にて共演したエマ・ストーンを、「エミリー」と呼んだことに気が付いたファンはどれくらいいる?
「エミリー、そしてレイチェル(・ワイズ)、ふたりは恋に落ちるにしたって、毎日一緒に仕事をするにしたって、世界一ラブリーな女性たち」とまで彼女をたたえたコールマンが、大舞台で共演者の名前を間違えた、なんてことはもちろんない。エマ・ストーンの本名が“エミリー”であることは、有名な話だ。
エミリー、16歳の選択
「私の本名は、エミリー・ストーン。でも女優の仕事を始めたとき、この名前はすでに別の女優が使っていた。だから別の名前を考えなくちゃならなかったの」(W Magazine)
実のところ、エマ・ストーンは、最初からエマ・ストーンだったわけではない。
「16歳にとって、新しく名前をつけるって、おもしろいものだった。“いまから私はライリー・ストーン!”そのときから約半年、私はライリーと呼ばれていたの」
ライリー・ストーンの終焉
意気揚々と“ライリー・ストーン”としての女優人生スタートさせたエマ・ストーンだったが、彼女のキャリアは早々につまづくことになる。ドラマ「マルコム in the Middle」で役を得たときのエピソードだ。
「撮影中、“ライリー! ライリー! ライリー! すぐに現場に来て、ライリー!”とみんなが騒いでいたんだけど、私は誰が呼ばれているんだかさっぱり気が付かなくて」
この瞬間、エマ・ストーンが誕生した。
「このとき悟ったの。私はライリーにはなれないと。そして私はエマになった。でもエミリーが恋しいな。彼女を取り戻したいって思っている」
映画・海外ドラマ関連を中心に、洋楽や海外セレブ情報も発信。カルチャーとファンの距離を縮める、カルチャーをもっと楽しめるコンテンツをお届け!
☆X(旧Twitter)で最新情報を発信中!今すぐフォロー!