『君の名前で僕を呼んで』などで知られるティモシー・シャラメが、『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚映画で主演を務め、ウィリー・ウォンカを演じることがわかった。Deadlineが報じた。
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ウィリー・ウォンカは、ロアルド・ダールの本「チャーリーとチョコレート工場」に初めて登場し、長年愛され続けている人気キャラクターだ。1971年の映画化でジーン・ワイルダーが演じた後、知名度と人気を獲得。そして、2005年のリメイク版ではジョニー・デップが独特のウィリーを見事に演じ、話題となった。
ティモシーが主演を務める映画『Wonka(原題)』は、若き日の菓子職人ウォンカの姿が描かれる。またこの映画にはミュージカル・ナンバーが含まれており、ティモシーがダンスの才能を発揮するところが見られるそうだ。ティモシーと『レディ・バード』や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』で共演したシアーシャ・ローナンは、トーク番組「Late Night with Seth Meyers」に出演した際、「ティミーは本当にいいダンサーなの。彼はしばらくの間、バレエをやっていたのよ」とコメントしていた。
原作者のダールは、執筆した本「Storyteller: The Authorized Biography of Roald Dahl」のなかで1971年に公開された映画を見て、音楽やキャスティングを嫌っていたと明かしている。1990年にこの世を去ったダールがティモシーの演技を批評することはできないが、ここ最近『キング』や『DUNE/デューン 砂の惑星』などに出演し、高評価を受けているティモシーのウォンカを待ち望んでいる人も多いだろう。
ちなみに以前、MCU『スパイダーマン』で知られるトム・ホランドもこの映画の候補に上がっていると報道されていた。果たしてティモシーが主演を務める『Wonka』はどのような作品に仕上がるのだろうか。今後の報道にも注目だ。