ヘンリー王子が「メーガン妃による元王室スタッフに対するいじめ問題」に言及。告発を受けた際のメーガン妃の反応について明かしている。
先日、自身が大物司会者オプラ・ウィンフリーと共同制作したApple TV+の最新ドキュメンタリー・シリーズ「あなたに見えない、私のこと(原題:The Me You Can’t See)」に出演したヘンリー王子。
さかのぼること今年の3月、CBSにて放送され波紋を呼んだオプラ・ウィンフリーとの対談の数日前、イギリスのタイムズ紙がメーガン妃による元王室スタッフへのイジメを告発する記事を発表。今回の番組内では、ヘンリー王子の口からこの告発を受けた時のメーガン妃の反応が語られた。
記事が出た夜、メーガン妃はベッドの中で泣いていたという。ヘンリー王子は最愛の妻がここまで追い詰められたことに対し「メディアと王室が手を組んで彼女を中傷した」と表現した。
さらに、「彼女は枕に顔を伏せて、声を押し殺すように泣いていた。僕があまりにも多くのものを抱え込んでいるから、きづかせないようにって。胸が張り裂けそうだったよ。彼女を抱きしめて、たくさん話をした。彼女は泣いて、泣いて、泣いていたよ」と語った。
また、ヘンリー王子はメーガン妃と出会ったことによって、自身のメンタルを整えなければならないと実感したことも明かした。そうしない限り、メーガン妃を失ってしまうと考えたからだという。
「メーガンと出会ったことで、セラピーを受けて自分自身を整えない限り、一生を共にしたいと誓った彼女を失ってしまうってわかったんだ」と語ったヘンリー王子は、「交際を始めたころ、たくさん気づかされることがあった。彼女は王室の裏側を目にしてショックを受けていた。ケンカをした時に『あなたは、他の誰かと話をした方がいい』って言われて、自分が12歳の頃のヘンリーにいつのまにか戻っていることに気がついた」と続けた。
その後セラピーを何度か受けていくうちに、自分の幼さを見つめ直し、これまでの物の考え方が変わったという。王室を離脱したのも、メンタルヘルスを第一に考えたためだと語っていた。