イギリス王室ウィリアム王子が、最愛の母ダイアナ元妃の訃報を耳にした瞬間の心境について明かしている。
現在スコットランドを外遊中のウィリアム王子は22日(土)、エディンバーグにあるスコットランド教会の総会に出席。自身とスコットランドとのつながりについて語った。
スコットランド教会全国集会国王代理(the Lord High Commissioner)としてスピーチを行ったウィリアム王子は、最愛の母であるダイアナ元妃の死の一報を耳にした瞬間についても口にした。
ウィリアム王子はスピーチの中で、「たくさんのお話をうかがう中で、私からもお伝えしておきたいことがあります。スコットランドという地は私にとって非常に重要な場所であり、いつまでも心に残る特別な場所です。小さなころからずっと訪れています」と語り、「成長するにつれ、祖母がこの場所で過ごす一分一秒をいかに大切にしているか、知ることができました。そして父も、この地を歩いているときはとても幸せそうなのです」と続けた。
そして、「スコットランドは私にとって、最も幸せな思い出の源なのです。しかし同時に、最も悲しい思い出もあります」と口にしたウィリアム王子は、「母の死の一報を受けた時、私はバルモラル城(スコットランドにある城)にいました。ショックの最中にありながら、その朝にクラシーカーク(スコットランドにある教会)で受けた礼拝が心の支えとなっていたのです。喪に服している間は暗い日々が続いていましたが、それでもスコットランドの自然からは安らぎと癒しを感じることができました。こうして、私とスコットランドとの絆はより深いものとなったのです」と語った。
ダイアナ元妃は1997年、ウィリアム王子が15歳の時に自動車事故により命を落としている。
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