2003年の映画『スクール・オブ・ロック』でフレディを演じた俳優のケビン・クラークが、自転車での走行中に車にはねられて亡くなった。享年32歳だった。
ケビンは、現地時間5月26日水曜日（未明）にシカゴのアボンデール地区で自転車に乗っていた。午前1時20分ごろ、警察は彼が車に衝突されたとシカゴ・サンタイムズ紙に伝えた。運転手は20歳の女性。彼女は現在釈放されている。
TMZによるとケビンは自転車で帰宅途中だったという。
この悲しいニュースを受け、『スクール・オブ・ロック』で彼と共演したジャック・ブラック（51）がインスタグラムで悲痛の思いをつづった。「心が打ち砕かれるようなニュースだ。ケビンが亡くなった、あまりにも早すぎる。彼はうつくしい魂の持ち主。たくさんの素晴らしい思い出がある。胸が張り裂けそうだ。彼の家族とスクール・オブ・ロックのコミュニティ全体に愛を送ります」。
この投稿をInstagramで見る
『スクール・オブ・ロック』はケビンにとって唯一の映画出演作品だった。当時12歳の彼は演技経験がまったくなかったにも関わらず、ドラマーの役を獲得。母親のアリソン・クラークはサン・タイムズ紙に、彼がまだ2歳のときに「地下室で鍋やフライパンを叩いて」ドラムを始めたと語っていた。このドラマの能力により、役をゲットしたのだ。彼はこの映画の後、演技の道には進まなかったが、音楽活動を続けており、亡くなった時点でもいくつかのバンドに参加していた。
