子供たちの親権を巡って裁判をおこなっていた女優のアンジェリーナ・ジョリーと、元夫で俳優のブラッド・ピット。今回、親権問題に決着がついたようだ。
アンジェリーナとブラッド・ピットが離婚を申し立てたのは2016年10月のこと。その後、6人の子供たちとお互いが所有する不動産を巡り、5年におよぶ法廷バトルが繰り広げられている。
アンジェリーナが離婚を申し立てた際、ブラッドにはプライベートジェットの機内で、長男マドックスに虐待をしたのではないかという調査が進められていたが、正式に調査が行われたあと、結果として虐待はなかったとの結果が出された。その後もアンジェリーナはDVの証拠を準備していると報じられ、これまでの裁判でブラッド側は共同親権を、アンジェリーナ側は単独親権を主張していた。
そして今回ついに、親権問題の泥沼バトルに決着がついたようだ。
今回裁判官は、ブラッドとアンジェリーナに、5人の未成年の子供たちの合同の法的および物理的な共同親権を50対50で与えたという。ちなみにマドックスは19歳のため判決の対象ではないという。
アンジェリーナはずっと単独親権を求めており、ブラッドには面会のみを監督してもらいたいだけであったが、裁判官はブラッドも適切な親であると判断したという。
米TMZによると、ある関係者は今回の判決にブラッドは「飛び上がるほどよろこんでいる」と明かし、またアンジェリーナにとっては大きな敗北となったようだ。
今回の判決は「暫定的」ではあるものの、通常、暫定的判決は最終的決定になる前の正式なものであるため、ほぼこれで決まりということだろう。
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