1993年のアメリカ映画『ミセス・ダウト』にてロビン・ウィリアムズの娘役を演じたリサ・ジェイカブが、当時ロビンから精神的な悩みに対処するアドバイスをもらっていたことを明かした。
現在はすでに女優を引退しているリサ。彼女はYahoo Entertainmentとの新しいインタビューで、2014年にこの世を去ったロビンとのエピソードについて語った。
リサは『ミセス・ダウト』の撮影中、当時通っていた高校から「リモートでの学習環境が整っていないから、戻ってこないでほしい」と言われたそうだ。その時、ロビンは彼女のために立ち上がり、高校に対して彼女の仕事ぶりを絶賛する手紙を執筆し、再考するように求めたという。最終的に彼女が高校に戻れることはなかったが、リサは「彼が誰かのためにそうしてくれたこと、わざわさやってくれたことは、それは事実なのですよ」と話した。そしてリサにとって本当に心に残った出来事は、彼女が精神的に不安や憂鬱を抱えていた時にロビンが助けてくれたことだそうだ。彼女は「彼がくれたアドバイスが人生を変えた」と語った。
「ロビンは、あなたが期待する通りの人。不安やうつの問題をとてもオープンに正直に話してくれました」と話し、ロビンは自身が苦しんでいた依存症や薬物についても自ら話して警告してくれたという。この会話は当時子役だった彼女にとって、とても重要なものだったという。
ロビンは、映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』や、ディズニーのアニメ映画『アラジン』にてジーニーの声を務め、日本でも人気を博した俳優だった。彼は思考力や記憶力、運動能力に影響を及ぼす脳疾患の一種「レビー小体型認知症」を患い、2014年、63歳で死去。自殺と特定された。
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