人気歌手テイラー・スウィフトがリリースしたレコード盤「evermore」が、新記録を達成したようだ。
テイラー・スウィフトといえば、昨年7月に8枚目となるアルバム「folklore」をリリース。そして12月にサプライズで新アルバム「evermore」をリリースした。「evermore」は「folklore」の姉妹アルバムとなる続編であることも明らかにしている。
5月28日、テイラーは「evermore」のレコード盤をリリースし、SNSでそのレコードと芝生に横たわっている写真を公開した。
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「evermore」のレコード盤は、5月30日までにアメリカで4万枚以上を売り上げ、わずか3日で、1991年に音楽販売データのプロバイダー「MRC Data」が売り上げの追跡を開始して以来、アメリカでのレコードアルバムの週の売上高の記録を打ち立てたという。
2014年にミュージシャンのジャック・ホワイトが「Lazaretto」が保持していた1週間で4万枚を売り上げた記録を抜き、6月3日に発表される初週の売上にはさらに増加すると推定される。
レコード盤は1980年代初頭まで、アメリカでアルバムを購入するのには主要なフォーマットであった。ストリーミングが主流となってきている現代で、今回「evermore」がレコード売上の記録を打ち立てたことは、レコード盤のフォーマットにすばらしいカムバックをもたらしてくれたという。
アルバム「evermore」は12月11日にストリーミングとデジタルアルバムとして最初に配信され、ビルボード200チャートで1位を記録。12月18日にアルバムのCD、今年2月12日にカセット、そして今回レコード盤がついにリリースとなった。最初のリリースされてから約5か月半たってからレコード盤がリリースされたことについては、レコード盤の製造には時間がかかることが理由とされ、「evermore」はテイラーがサプライズでリリースしたものであったため、レコード盤制作はリリース後から制作が始まったようだ。
