かつて人気スペースオペラ『スター・ウォーズ』シリーズで主演を務め、現在もSNSで撮影裏話や作品に関するジョークを公開し、ファンを楽しませている俳優のマーク・ハミル。そんな彼が、先日発掘された化石について、『スター・ウォーズ』に登場する怪物「ランコア」の手なのではないかとジョーク混じりにつづり話題になっている。
「ランコア」は惑星ダソミアを起源とする爬虫類動物で、1983年に公開された『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』にてジャバ・ザ・ハットのペットとして初登場した。
今回マーク・ハミルが反応したのは、文化的・歴史的に重要な芸術品を一般公開しているアカウント「Museum Archive」のツイート。このアカウントでは先月25日、新たに発見された3300年前のものと見られるすでに絶滅した鳥「モア」の肉体の一部が公開されたのだ。
マークはこのツイートをシェアするとともに、「すみません、おそらくこれはランコアの手だと思うのですが…」とコメントしたのだった。
Excuse me, but I recognize a Rancor's hand when I see one. 👀 https://t.co/plAYuXpI4d
— Mark Hamill (@MarkHamill) May 26, 2021
実はこのツイートの数日後には、アニメ版「スター・ウォーズ/バッド・バッチ」の最新エピソードの公開が控えていた。偶然かもしれないが、このエピソードにはジャバとつながりのある別のランコアが登場するのだ。このエピソードの中で、クローンフォース99は奴隷商人のグループからムーチと呼ばれる「チャイルド」を取り返す任務を負っていた。このムーチこそが、メスのランコアだったのだ。
このムーチが、かつて「ジェダイの帰還」に登場したランコアとは別物であることはファンもすぐに気づいたようだが、2匹のつながりは明らかだった。そして、数日前のマークのツイートがファンをひきつけたことも確かだ。
今後も、ランコアが物語のなかで重要な役割を果たすことは間違いないだろう。