全仏オープン期間、記者会見には一切参加しないことを表明し、その後、心の健康を優先するために棄権を発表した大坂なおみ選手。そんな彼女をスポンサーで大手スポーツ企業のナイキが支持した。
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ナイキはPeopleに対し「私たちの思いは、なおみとともにあります。私たちは彼女をサポートし、自身のメンタルヘルスの経験を共有した彼女の勇気を認めています」とコメントした。
大坂選手は、テニスのトーナメント開幕に先立ち、心の健康のため、大会中の取材を拒否する姿勢を見せた。日曜日、彼女は１回戦で勝ったものの、その後の記者会見に応じなかったため、15,000ドルの罰金が課されている。
大坂選手は先日、インスタグラムにて、「人々がアスリートのメンタルヘルスを無視していることをよく感じていました。記者会見を見たり、参加したりするたびに、実感します」と述べた。また、これまでに何度も聞かれたことのある質問や、心に疑念を抱かせるような質問をされたとも明かし「私は、試合に負けた後に記者会見で打ちひしがれているアスリートの映像を何度も見てきました。皆さんもそうだと思います」「私はそのような状況は落ち込んでいる人を蹴落とすようなものだと強く思いますし、その理由も理解できないのです」とつづっていた。（現在は削除されている）。
その後、大坂選手はインスタグラムに再度、声明文を投稿。「大会や他の選手、そして私の健康のためには、私が辞退して、みんながパリで行われているテニスに集中できるようにするのが一番だと思います。私は気を散らす存在になりたいとは思っていませんでしたし、私のタイミングが理想的ではなかったこと、私のメッセージがより明確にできたかもしれないということを受け入れます」と現在の思いをつづった。
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