イギリスの有名司会者ピアーズ・モーガン氏が、プロテニスプレーヤーの大坂なおみ選手とメーガン妃を比較するような発言をし、猛批判を浴びている。
これまでメーガン妃に対して痛烈な批判を繰り返し、「反メーガン派」の急先鋒として知られてきたピアーズ・モーガン氏。今回、彼の矛先は、うつ病を公表して4大大会の1つである全仏オープンを棄権した大坂なおみ選手に向けられたようだ。
大坂なおみ選手は大会前、自身のメンタルヘルスを守るため試合後の記者会見には出席しない旨を発表し、世界中から注目を集めていた。初戦に勝利した後、宣言どおり記者会見にのぞまなかったことで主催者側から罰金を求められ上、同業の選手たちからも賛否の声があがったのだ。そして渦中にあった大坂選手は月曜、大会を棄権する旨と合わせて、2018年のUSオープン以降長年にわたりうつ病と戦っていることを告白していたのだった。
そんな中、モーガン氏は自身のSNSにて「ナルシストのなおみがメンタルヘルスを悪用してメディアを黙らせた。これはヘンリーとメーガンがよく使う、マスコミを攻撃しながらも利用するというやり方と同じものだ」と、大坂なおみとヘンリー王子夫妻を同じように扱うような発言をしたのだ。
このなんとも無理矢理なこじつけにネットユーザーは猛反発。あるユーザーは、「今やあなたの頭の中には、ヘンリー王子とメーガン妃のほかに大坂なおみもいるのね!他にも考えることがありそうだけど。」と皮肉をまじえて批判し、他のユーザーからも「ピアーズ、もうやめてくれ。大坂なおみとメーガン妃に対する批判は。本当にもうやめてくれ。お願いだから」と切実な声があがった。
なおモーガン氏は今年3月、ヘンリー王子夫妻の暴露インタビューを猛批判したことで、それまで司会を務めていた情報番組「グッド・モーニング・ブリテン」を降板していた。
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