人気俳優のトム・クルーズが、自身が主演&製作を務める映画『ミッション:インポッシブル7(仮タイトル)』の撮影現場で、キャストやクルーがコロナの陽性反応を示し、激怒しているという。Page Sixが報じている。
昨年、コロナ禍で撮影がスタートした『ミッション:インポッシブル』最新作。厳しい感染対策をしっかり行った上で撮影が行われていたが、コロナの影響は大きく、何度か撮影が中断されていた。そしてトムはコロナ対策に一段と厳しい姿勢をとってきており、対策を徹底しないスタッフに怒鳴り散らしたことでも話題となった。また、コロナウイルスの安全プロトコルを実施するために巨額を費やし、2台のハイテクロボットを購入したことが報じられていた。
そんななか、ザ・サン紙が新たに報じたところによると、ナイトクラブのシーンの撮影期間中に4人のダンサーと、10人のクルーがコロナの陽性反応を示したという。トムは陽性反応が出たスタッフの“数メートル”以内にいたそうで、濃厚接触者として、症状を監視するための自主隔離を行っているという。
情報筋は「撮影スタッフ全員、約60人が、14日間も自主隔離しなければならない」「撮影に多大な影響が出ます。撮影復帰となっても、追い詰められることになるでしょうね」とザ・サン紙に語った。
今回のウイルス拡散は、感染対策に力を入れていたトムにとって、最も恐れていたことが現実になったとも言えるだろう。
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映画『ミッション:インポッシブル』は、1996年から続く人気シリーズ。トム・クルーズ演じる敏腕エージェント、ご存じイーサン・ハントの活躍を描き、これまでにシリーズ6作を公開。近年ではトム自身による身体を張ったアクションも見どころのひとつとなっている。
『ミッション:インポッシブル7』は来年5月に米公開予定だが、今回のことで映画の公開も延期になる可能性も出ている。