人気俳優のジョン・ステイモスが、ディズニー映画『クルエラ』に登場するLGBTQキャラクターを批判する共和党下院議員候補に対し、自身の代表作である「フルハウス」を使ってジョークで反論した。
現在、劇場&ディズニープラスのプレミアムアクセスで公開されているエマ・ストーン主演の映画『クルエラ』。本作には、LGBTQのキャラクターでクルエラの友人、アーティが登場する。
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ことの発端は先月末、カリフォルニア州の共和党下院議員候補オマー・ナバロ氏が、本作にアーティが登場したことで「子供時代が台無しになった」とツイートしたことだ。
「エマ・ストーンが出演する新しいディズニー映画『クルエラ』に、公然と派手なゲイが登場することで、僕の子供時代が台無しになった。ディズニーはしつこくLGBTアジェンダを押し付けてくる」
The new Disney Cruella with Emma Stone just ruined my childhood with an openly flamboyant gay in the movie.
Disney persist shoving the LGBT agenda down our throat.
— Omar Navarro (@RealOmarNavarro) May 31, 2021
しかし、このツイートに対してジョン・ステイモスが反論。「もしそれで子供時代を台無しにされたんだったら、『フルハウス』を見ていないことを願うね。3人の独身男性が一つ屋根の下で暮らし、サンフランシスコで子供を育てているから・・・」とツイートした。
If that ruined your childhood, I hope you didn’t watch Full House. Three single men, living under one roof raising kids in San Francisco…. https://t.co/oCadf3xnIK
— John Stamos (@JohnStamos) June 1, 2021
このツイートには、(6月5日11時時点で)4.2万件以上の「いいね!」がついている。
議論の的となったアーティを演じたジョン・マクリーは過去のインタビューで、自分のキャラクターが実際にLGBTQであるかどうかを聞かれ、「誰に聞くかにもよると思うよ。でも僕にとっては、オフィシャルに、彼はクィアなんだ」とコメントしていた。