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フランク・シナトラ、マリリン・モンローは「殺害された」と信じていた! シナトラは彼女の死の真相にずっと「取り憑かれていた」

フランク・シナトラと、マリリン・モンロー(1962年) NEWS
フランク・シナトラと、マリリン・モンロー(1962年)

フランク・シナトラは、マリリン・モンローの死を薬物の過剰摂取によるものだとは信じていなかったようだ。

この内容は、今月8日に発売されるフランク・シナトラの元マネージャー、トニー・オペディサノによる著書「Sinatra and Me: In the Wee Small Hours」の中でつづられたもの。

トニー・オペディサノによると、フランクは「マリリン・モンローは殺害された」と考えていたという。

マリリン・モンローは1965年8月4日、36歳で亡くなった。彼女の遺体は全裸で片手に電話を持ち、うつ伏せになった状態で発見されている。当時の記事によると、うつ病治療のために処方された薬の空き瓶が部屋に転がっていたという。その上でロサンゼルス市警察はモンローの死を「鎮静剤を自己投与で過剰摂取したことが原因であり、自殺と考えられる」と結論づけた。

しかしながら、数十年経った今でも彼女の死には疑問符がつきまとっている。オペディサノはシナトラとモンローの関係について、「恋人同士ではなかったが、とても親しい友人」 だったとしている。

彼女が亡くなる直前の週末にも、モンローがシナトラの私有地の一部であるキャル・ネヴァダ・ロッジで過ごす様子が写真に撮られている。本の中ではこの時一緒にいたのが元夫のジョー・ディマジオであり、2人は週明けに記者会見で復縁したことを発表する予定だったことが明らかにされた。

ところが記者の間で、この会見が当時疑惑を持たれていたケネディ大統領やその弟ロバート・ケネディ司法長官との不倫関係を暴露するものなのではないかとのウワサが広まったのだ。

シナトラはモンローが不倫していた事実を把握しており、このウワサを真に受けたケネディ側かマフィアが関与してモンローを殺害したのではないかと確信していたのだと言う。

オペディサノは、シナトラが彼女の死の真相にずっと「取り憑かれていた」と明かしていた。シナトラは1998年、82歳で亡くなっている。

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