ベネディクト・カンバーバッチが主演をつとめた人気マーベル映画『ドクター・ストレンジ』。2022年公開予定の続編『Doctor Strange in the Multiverse of Madness(原題)』では、また違った魅力を見せてくれそうだ。
『Doctor Strange in the Multiverse of Madness(原題)』の脚本をつとめたマイケル・ウォルドロンが先日インタビューに答え、今作はある2人の著名人にインスパイアされたことを明かしている。
その著名人の1人目が、故アンソニー・ボーディンだ。アンソニー・ボーディンはかつて、料理人、作家、テレビ番組監督とマルチな才能を発揮していた。
Screenwriter Michael Waldron revealed his real-life inspirations for the Sorcerer Supreme in his next film. https://t.co/YoesalCm7s
— Entertainment Weekly (@EW) June 4, 2021
ウォルドロンはVanity Fairの取材に対しボーディンについて、「アンソニー・ボーディンにはすごくひきつけられたんだ」と語ると、「ストレンジは神経外科医としても、魔術師としてもエリートだ。一報アンソニー・ボーディンはどちらかというと大衆向けだが、秀でた知性を持っていた。いつでも、どこでも、彼の言葉には不思議な説得力があるんだ。でも決して、それで誰かを打ち負かそうとはしなかった。それがドクター・ストレンジを描く上での最初の調味料だったね」と続けた。またボーディンが旅人として世界中を訪れていたことも、物語を描く上で重要なポイントとなったことも明かした。
さらにもう一人、インスパイアされた著名人として名前が挙がったのが、俳優のハリソン・フォードだ。特に彼が主演した映画『インディ・ジョーンズ』にひかれたのだという。ウォルドロンはストレンジを「マントを身に着けたインディー・ショーンズ」だと表現し、「彼はやられることもある。でも、それでも決して諦めない打たれ強さがあるんだよ」と付け加えていた。