米アップル社が、この秋にリリースされるiOS15の特徴と、それにともなうiMessageの変更点を発表した。ツイッター上では、すでに変更点を紹介する動画が公開されている。
1つ目の変更点は、写真の受け取り方だ。複数枚の写真が送られてきた場合、自動的にギャリーが作成され、スワイプするだけで全ての写真がチェックできるようになっている。また、タップするだけで「いいね」などのリアクションをすることも可能だ。
Apple just announced an iMessage redesign, which includes features that turn messaged photos into galleries. Take a look here. #WWDC21 https://t.co/kLEqC04aW3 pic.twitter.com/93O0MLbcpg
— CNBC (@CNBC) June 7, 2021
また受け取ったURLの内容をあとで読みたいという場合には、1カ所にまとめておける「shared with you」という機能も新搭載。好きな時に読み返すことができるようになった。この機能は楽曲やポッドキャストなどでも使うことができる。
通知方法も変更されている。現在iPhoneの画面には新着通知を表示させることができるが、今後はその新着通知を重要度順に並べ替えるなどのカスタムができるようになるのだ。なお、ロック画面に通知を表示させる機能は継続される。
またiOS15にて搭載される新たな機能が「Focus(フォーカス)」モードだ。「Focus(フォーカス)」モードとは、ものごとに集中したい時間帯にそのタイミングで受け取りたい通知やメッセージ、電話だけを受け取ることができる機能のことだ。このモードはカスタムすることができ、仕事の時間は仕事に関する内容のみ、プライベートな時間はプライベートな内容のみ受け取り、仕事の内容はサイレントにするなど細かい設定が可能だ。
さらにこの機能は、他に所有しているアップル製品とも同期できるようになっている。またFocusモードに設定していることはメッセージをやりとりしている連絡先にも表示されることにより、自分が集中している時間だということが相手にも伝わるようになった。
他にもFaceTimeの変更や音楽や映画を共有する「SharePlay」といった機能も紹介された。