女優のキーラ・ナイトレイが、世界中で騒がれるハラスメントの問題の深刻さを語っている。
今週水曜に発売された「Harper’s Bazaar」最新号のインタビューに登場したキーラ・ナイトレイは、ハラスメント問題について「相当ひどい状況」としたうえで、自身もハラスメントを受けた経験があるかとたずねられ、「ええ。というか、すべての人があるんじゃないかしら。これまで、声をかけられたり、体を触られたり、脅されたり、殴られたり、どんな形であれ不快な思いをした経験がないという人を私は知らない」と語った。
彼女は1月にも、撮影現場でラブシーンに抵抗があることや、女性に対して母性的であることか魅惑的であることかのどちらかしか求められていないと訴えていた。当時のインタビューの中で彼女は、「もし私が、母性や女性の体を描くような物語に出るとしたら、申し訳ないけれど監督は女性でなければならないわ」とし、「絶対に(男性を)禁止しているわけではないけど、なんとなくそうしているの」と続けていた。
また最新インタビューでは、2児の母であるキーラが、新型コロナウイルス感染拡大にともなう外出自粛期間中にどのように家族の絆を深めたかについても語っている。なおキーラは、パンデミックにおける子供たちへの影響の不安から、出演が決まっていたドラマ「The Essex Serpent」を降板していた。
キーラはインタビューの中で、「(自粛期間中は)庭にあるトランポリンで遊んでいたわ。そこに乗る時には、ステキな洋服しか着ちゃいけないっていうルールを決めて。私は毎日口紅をぬって、シャネルの食器を持ってきた。長女のエディは髪にシャネルのリボンを結んで、天使の羽を身に着けていたわ」と当時の思い出を振り返っていた。
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