人気海外ドラマ「glee/グリー」の出演で知られ、昨年33歳という若さでこの世を去った女優のナヤ・リヴェラの父ジョージさんが、ナヤとの最後のテレビ電話について明かしている。
「glee/グリー」のサンタナ役でブレイクを果たしたナヤ・リヴェラは、昨年7月、息子のジョージー君とともにカリフォルニアのピルー湖に遊びに行き、ボート遊びや遊泳をしていたところ、水難事故に遭い亡くなった。
今回、ナヤの父であるジョージさんが、ナヤとの最後にしたテレビ電話について明かした。
ジョージさんは「ナヤはいつもぼくにどうしたらいいか聞いてきたんだ。ナヤはジョージと共に湖の真ん中に泳ぎに行きたがっていた」と、事故の直前に話していたことを明らかにした。しかしジョージさんは、ナヤたちのボートに固定するいかりがないことを知り、湖に行くのはよくないと気づいたという。
「風が吹いているのがわかったので、ぼくは身がすくむような感じがしたんだ。ぼくはナヤに『ボートから降りないで!ボートから降りないように!水の中に入ったら、漂流してしまう!』と伝え続けたんだ」と、遊泳はしないよう警告していたという。
しかし、電話は3分後に途切れてしまったという。ジョージさんは「ただただ、胸が張り裂ける思いだった。耐えれないほどだった」「1年経った今でも、大きな胸の痛みを感じている。物事はゆっくりと焦点をあて始めているけど、この気持ちが収束するかどうかはわからない。毎日ナヤのことをさみしく思います」と、悲痛な思いを語っている。
現在、亡くなったナヤの息子であるジョージー君は、ナヤの元夫で彼の父であるライアン・ドーシーが預かり、ナヤの妹のニカイラとともに子育てをしている。
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