歌手のノエル・ギャラガーが、ヘンリー王子のことを「時事問題に敏感で、打たれ弱いヤツ」だと表現した受けて、「だまったほうがいい」と訴えている。
かつて人気バンド「オアシス」のメンバーとして活躍していたノエル・ギャラガーは先日、Sun紙の取材に対し、ヘンリー王子が兄ウィリアム王子含む王室を非難していることについて、自分の家族を「ディスる」べきではないと語った。
「ウィリアム王子。彼には同情するよ」と語ったノエルは、「余計なことをベラベラとしゃべる弟を持つと苦労するよな。俺も同じようなもんだったから」と続けた。
なおノエル自身も、家族間の確執がどのようなものかを十分に理解している。ノエルはかつて、オアシスの元ボーカルであり実の弟リアム・ギャラガーと壮絶な兄弟ゲンカを繰り広げたことで知られている。結果的に、オアシスは2009年に解散することとなってしまった。
ノエルはヘンリー王子の性格をよく知らないとしながらも、王子とメーガン妃に対しては思うところがあるとした上で、「ヘンリー王子は典型的な、『時事問題に対する意識が高いくせに、打たれ弱いヤツ』なような気がするよ。本当にバカなヤツだ」と語り、「家族の悪口なんて言うべきじゃないんだよ。そんな必要ないんだから」と付け加えた。
さらにヘンリー王子とメーガン妃の結婚については、「アメリカ人に関わるとこうなるんだよ。単純なことだ」と述べた。
ヘンリー王子とメーガン妃は昨年、王室を離脱しアメリカのカリフォルニアに移住した。そして今年3月に放送された大物司会者オプラ・ウィンフリーとのインタビューをきっかけに、さまざまなメディアで王室批判を繰り広げている。
このことからイギリス国内では、2人に対する批判が強まっており、夫妻の称号「サセックス公爵&公爵夫人」は剥奪されるべきだとして署名活動まで行われる事態に発展している。