今月3日からケンジントン宮殿で開催されている展覧会にて、展示されている故ダイアナ元妃が着用していたウェディングドレスの解説パネルに記載されたヘンリー王子の名前から、殿下を意味する「His Royal Highness(HRH)」という称号が削除され話題となっている。
今週木曜、Sun紙が掲載した写真では、解説パネルの内容が「ケンブリッジ公爵殿下およびサセックス公爵による貸与」と記載されていた。なお先日まで、この解説パネルには「ケンブリッジ公爵殿下およびサセックス公爵殿下による貸与」と記載されていたが、これについて王室の所蔵品管理をおこなっているThe Royal Collection Trustは「管理上のエラー」だと説明していた。
https://twitter.com/SamTheArch/status/1403358973634519045?s=20
ヘンリー王子とメーガン妃は昨年王室を離脱したことに伴い、エリザベス女王は今後夫妻が「HRH」の称号を使用することを禁止していた。なお夫妻は現在、先日誕生した第二子リリベット・ダイアナちゃんと長男アーチー君を含む4人でカリフォルニア州モンテシートにある1400万ドル(約15億3000万円)の豪邸で暮らしている。
Sun紙によると、ほかの2つの展示品からも、ヘンリー王子の「HRH」の称号は削除されるそうだ。
3日から開催されているのは「Royal Style in the Making」という展覧会で、1981年の結婚式にて着用された故ダイアナ元妃のウェディングドレスが目玉となっている。エリザベス&デイビッド・エマニュエルがデザインを手がけたもので、約7.6メートルにおよぶロングトレーンが大きな特徴だ。このドレスが一般公開されるのは25年ぶりとなる。展覧会は来年1月上旬まで開催される予定だ。
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