職業ウェブデザイナーの男性が、自身の仕事に敬意を表して、生まれたばかりの息子に「Hypertext Mark-up Language(HTML)」と名付けたことが話題となっている。英サン紙が伝えている。
マック・パスキャルさんは、フィリピンのブラカンに住む男性で、彼の家族は代々ユニークな名前をつけることが伝統となっているという。彼は職業がウェブデザイナーで、プログラミングに情熱を注いでいる。
ブラカンの病院Bulacan Medical Mission Group Cooperative Hospitalで誕生したマックさんの息子は、ハイパーテキストを記述するためのマークアップ言語の1つをそのままとって「Hypertext Mark-up Language(HTML)」と名付けられ、彼の叔母であるサリーさんはファイスブックで「誕生おめでとうHTML」とキャプションを添えて投稿した。
とてもユニークな名前は世界的に話題となり、ネットユーザーたちは「じゃあ『JavaScript(ジャバスクリプト)』って名前もアリだな」「将来、彼はいじめっ子の標的にされてバカにされてしまうかもしれない」といった心配の声もあがっている。
先にもマックさんの一族は代々ユニークな名前が付けられていると述べたが、実はマックさんの本当の名前は「マカロニ85(Macaroni ’85)」なのだという。さらに彼の姉の名前は「スパゲッティ88(Spaghetti ’88)」と、「HTML」以上におどろきの名前であることが明らかになっている。
さらに彼の姉の子供たちは「チーズピメント(Cheese Pimiento)」「パルメザンチーズ(Parmesan Cheese)」というチーズにちなんだ名前がつけられており、それぞれ「チッピー」「ピーウィー」というニックネームとなっている。