人気歌手のコーディー・シンプソン(24)が、水泳選手としてこの夏の東京オリンピックに出場する可能性が出てきている。
コーディー・シンプソンはオーストラリア出身の歌手で10代の頃から注目を浴び、これまでジャスティン・ビーバーといった人気アーティストともコラボを果たしている。また一昨年は人気歌手のマイリー・サイラスと交際をスタートさせたが、交際から約1年経った昨年夏に破局したこともニュースになっていた。
そんなコーディーは水泳選手としての驚異的な能力も開花させている。
2019年、コーディーは南カリフォルニア大学の水泳チーム「Trojan Swim Elite」のメンバーであることを明らかに。2020年のはじめに、彼はオリンピックで2度の銀メダルに輝いた元プロ水泳選手のブレット・ホークのもとでトレーニングをおこなっていた。100ヤードのバタフライの大会に出場したコーディーは29人中24位でフィニッシュ。2020年12月にSNSで、2021年6月にアデレードで開催される予定の100メートルのバタフライでのオーストラリアのオリンピック予選に参加する資格があることを明らかにした。
そして先週末、その予選が開催された。コーディーは100自由形予選に出場し、92人中23位でフィニッシュ。50.22秒というコーディーのこれまでの自己ベストを更新した。
いい記録を残したコーディーであったが、これではオリンピック出場には不十分であるという。次の種目であり、またコーディーの得意な100バタフライでの記録で、どうなるかが明らかになるようだ。
コーディーは「Associated Press」の取材に対し「このようなすばらしいアスリートの方々に囲まれてうれしいです。ずっとやりたかったことなので。ぼくのゴールは100バタフライで決勝に進むこと。そうなったらすばらしいですね。それがぼくの求めることができるすべてです」とコメントしている。