人気歌手のビリー・アイリッシュ(19)が、自身のことを知ったように語る人々へ物申している。
ビリー・アイリッシュといえば、昨年のグラミー賞では史上最年少18歳で、年間最優秀レコード、年間最優秀アルバム、年間最優秀楽曲、最優秀新人賞の主要4部門に加えて合計5部門を受賞。大ヒットを記録し続けているビリーは、2月26日にApple TV+にて初のドキュメンタリー映画「ビリー・アイリッシュ: 世界は少しぼやけている」が配信され、劇場公開もされている。
同ドキュメンタリーでは、姿は現さなかったものの、ビリーが時折電話をしている男性がおり、その相手は元カレのブランドン・クエンション・アダムス(ラッパー名:7:AMP)であると言われていた。
楽曲「Your Power」がビリーとブランドンのことについてだと語る人々に対しビリーは「みんな黙った方がいい。あのドキュメンタリーは、交際の中において本当に微小の、本当に小さな小さな一部分だけだったんだよ。誰もそのことについてわかってない。私はただ人々が立ち止まって物事を見て、毎回とやかく言う必要がないってわかってくれることを願ってる」と、雑誌「Rolling Stone」のインタビューの中でコメントした。またビリーはインターネット越しではほとんど伝わることがないと思っていると明かした。
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7月30日に新アルバム「Happier Than Ever」をリリースするビリー。アルバムには「Getting Older」という曲が収録されており、歌詞には「虐待されるのは私の決断ではなかった」「私にはいくつかのトラウマがある/私がやりたくないことをしたの/あなたに伝えるには恐すぎたの/でも今は話すときがきた」とあり、まさに虐待とトラウマを歌っている。ビリーはこの楽曲について「曲を書いてる途中で休憩が必要だった。泣きたかったし、とても露骨だったから。そしてそれは真実なの」と、これはツラい実体験に基づいた楽曲であることも明らかにしている。