キャサリン妃の新たなビッグプロジェクトが動き出すようだ!
6月17日(木)、イギリスのウィリアム王子の妻キャサリン妃が子どもたちとその保護者を手助けするための新たな機関を立ち上げることを発表した。
キャサリン妃はこの度、夫妻で設立した慈善事業「ロイヤル・ファウンデーション」の一環として「幼児教育機関」をスタートさせるという。
設立にともないキャサリン妃は、「5歳までの子育てがその子だけでなく私たちの将来にとって非常に重要だという認識を高めていくとともに、より幸せで、より精神的な健康を保つことができ、より子育てのしやすい社会をつくるために、私たち世代が子どもたち世代とどのように向き合うべきなのかを考えていきたい」と語っている。
Today I’m proud to be launching The Royal Foundation Centre for Early Childhood — let’s embrace this golden opportunity to create a happier, more mentally healthy and more nurturing society.https://t.co/KKE6QfX99c pic.twitter.com/CWFogp9NZ3
— The Prince and Princess of Wales (@KensingtonRoyal) June 18, 2021
そして今回、この機関による最初のレポートとして、「Big Change Starts Small (大きな変革は小さなことから)」が発表された。
ハーバード大学子ども発達センターとロンドン・スクール・オブ・エコノミクスが共同で執筆したこのレポートによると、療育が必要な子どもたちを含め短期的、また長期的な間で見た時に発生する精神的もしくは身体的健康に関する問題を解決していくために必要な措置にかかる費用は社会全体で230億ドル(約2兆5000億円)だと試算されている。また、これらの問題は幼児期に適切なアクションをとることで避けられる可能性もあるそうだ。
キャサリン妃はレポートの冒頭、「5歳までの育ち方は、その後の将来の重要な基盤となります。この期間で、私たちは自分の感情や衝動をコントロールすることや他者を思いやり共感することを学び、最終的に自分と他者との間で健全な関係を築くことができるようになるのです」とつづっていた。