ヘンリー王子の妻メーガン妃が、第2子となるリリベット・ダイアナちゃん出産後初めてインタビューに答えている。
メーガン妃が登場したのは、アメリカの公共ラジオ(NPR)の番組「Morning Edition」で20日(日)の父の日に放送された。
インタビューの中でメーガン妃は、先日発売された自身初の著書「The Bench」や夫であり2児の父となったヘンリー王子との関係について語っている。
「これはラブストーリーなのです。誰かとともに成長し、深いつながりを持つことで、いい時も悪い時も『この人がいれば大丈夫』と思えるようになるというお話なのですよ」と、自身の手がけた絵本について語ったメーガン妃は、自身の生まれ育った環境やこの本に込めた想いを明かし、「私自身、子供の頃は自分のことがよくわからないという感覚があったことをよく覚えています。この本を手にとった子供たちや家族は、この本の中に自分自身の姿を見つけることができるでしょう。たとえメガネをかけていようと、そばかすがあろうと、体型が他の人と異なっていようと、民族や宗教が違おうと、関係ないのです」と続けた。
さらにメーガン妃は、本の中に自身の好きな花や義理の母の好きな花、そして家族で飼っているニワトリなど、個人的な思い出をたくさん詰め込んでいると明かし、「私個人の大切なモノたちをどうしても入れたかったのです」と付け加えた。
またこの本の構想を昨年の父の日に思いついたことも明かし、「おそらく多くの人たちが、『さて、父の日には何を贈ろう?』と考えると思うのです。そんな中で私は、どこかセンチメンタルでありながら、父親が息子にとってのよりどころであると実感できるようなものはないかと考えつきました」と語った。
そして、「家族の物語を超えた、愛の物語として受けとめていただければ嬉しいです」と本をPRした。