人気司会者で俳優のジェームズ・コーデンが、自身のトーク番組の人気コーナーで「アジアの食文化をバカにしている」と炎上した件について、ついに言及している。
ジェームズ・コーデンといえば、アメリカの人気トーク番組「The Late Late Show」の司会者として知られており、番組では「Spill Your Guts」という、本音を話すか、または「恐ろしい」もしくは「気持ちが悪い」と思わせるような食べ物を食べるかを選択して盛り上がるコーナーがある。
しかしこのコーナーの食べ物には、ピータン、白子、鶏の足、バロット(孵化直前のアヒルの卵を加熱したゆで卵)など、アジア文化圏の食べ物が多く、SNS上で、「食べ物をバカにするような演出がアジア人差別を助長する」としてジェームズを非難する署名活動が行われ炎上。
TikTokユーザーのキム・サイラは、番組に対しコーナーの変更を要求、またこの1年アメリカではアジア系アメリカ人に対する暴力が高まっている中で、アジア系アメリカ人が所有するレストランや企業を支援するよう呼び掛けた。
この件について、ついにジェームズ・コーデン本人が反応を示した。
先日ジェームズはハワード・スターンのラジオ番組にゲスト出演し、その話題になると「ぼくたちはその件について聞きました。ぼくたちが次にそのコーナーをやるとき、そういった食べ物を絶対に関与させたり、使用したりしません」と、今後変更することを明らかにした。
またジェームズは「ぼくたちの番組はよろこび、光、そして愛の番組なのです。誰かを怒らせるようなショーにはしたくないです」と、コメントした。また内容をどのように変えたかについてだが、ゲテモノというより、チーズバーガーを上に乗せたピザという組み合わせのものを提供しているという。
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