地元の保護犬保護猫里親探しサービスにて、犬を探していた女性。そんな彼女が見つけたのは、なんと2年前に離れ離れになった犬だった。
ペンシルベニア州アレンタウンに住むアイシャ・ニーヴスはかつて、当時生後7週だった犬コーヴくんをひきとった。しかし2019年、当時住んでいた家のフェンスにトラックが衝突する事故が起こり、コーヴくんは逃げ出してしまう。その数週間後、リーハイ郡動物愛護協会によって発見されたコーヴくんは、2019年10月、ほかの家族に引き取られることとなった。
動物愛護協会の担当者はThe Morning Callの取材に対し、「当時のコーヴくんは、ノミの治療が必要であり、また後ろ足の毛が抜けて炎症を起こしていました」と語り、「私たちは抗生物質を使って彼の治療をするとともに、医療用シャンプーで体を洗ってやったのです。それから4ヶ月ほど、彼は私たちの保護施設で暮らし、2019年10月に、ある家族に引き取られていきました」と続けた。
ところが2021年6月、コーヴくんがともに暮らしていた家族が立ち退きを迫られたことにより、彼は再び保護施設に戻ることになる。
一方アイシャ・ニーヴスは2人の息子のため、新しい犬を引き取ろうとリーハイ郡動物愛護協会のウェブサイトをチェックしていた。そこで、かつての愛犬を目にしたのだ。
【動画】2 YEARS LATER: Woman finds missing dog while looking for new pet
アイシャは当時の心境について、「『待って、彼のはずがない』って思ったわ」と語り、「それから、彼の片目に小さな傷があることに気付いたの。彼をゲートに入れたときに作った傷よ。それを見た瞬間、『間違いない、あれはコーヴよ!』って叫んじゃった」と付け加えた。
さらにコーヴと再会した瞬間についてアイシャは、「彼は大声で鳴いて、彼を捕まえていた男性を振りほどこうとした。それから私に飛びついてきてくれたから、たくさんキスやハグをしたわ。私は彼をヒザに座らせて、『やぁ相棒。これからあなたはおうちに帰るのよ。こんなことになっちゃってごめんなさいね。もう、あなたを離さないからね』って語りかけたの」と、その時の様子を明かした。