来月1日にイギリスのケンジントン宮殿で予定されている、故ダイアナ元妃生誕60周年を記念した銅像の除幕イベント。どうやらこのイベントに、元夫チャールズ皇太子は出席しないようだ。2人の辛い過去を思い起こさせる可能性があるためだという。
このイベントには、息子であるウィリアム王子(39)とヘンリー王子(36)が出席する。一方、チャールズ皇太子は欠席する予定であることを、UK Times紙が報じた。
情報筋は、「チャールズ皇太子は、出席することは難しいと判断したようだ」と語り、「今回のイベントでは、皇太子の古傷が痛む可能性がある。それに、彼にとって幸せだったり、悲しかったり、後悔に満ちているような記憶をイヤでも振り返ることになる。ダイアナ元妃の死以降、チャールズ皇太子はそれらの記憶を自分の中に留めておくことが一番だと考えていて、他は息子たちに任せているようだよ」と決定までの経緯を明かした。
チャールズ皇太子とダイアナ元妃は、1981年に結婚。1996年に離婚に至った。その1年後の1997年、ダイアナ元妃はパリで自動車事故に巻き込まれ命を落としている。
なお現在確執が報じられているウィリアム王とヘンリー王子は、この式典にて別々にスピーチするのではないかとされている。
そんな現状について、1992年にダイアナ元妃の伝記本「Diana: Her True Story」を出版した作家アンドリュー・モートンは先週、「ダイアナ元妃は折に触れ、ヘンリー王子にはウィリアム王子の右腕として、力強くサポートする存在になって欲しいと語っていた。現在2人が離れ離れになっていると知れば、彼女にとってこんなに悲しいことはないだろう」と語っていた。
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